インターバンク市場入門:金融のプロの取引をのぞいてみよう!
- インターバンク市場とは?その仕組みを解説
「インターバンク市場」。
ニュースなどで耳にしたことはあっても、具体的にどんな市場なのか、イメージがわかない方もいるかもしれません。
インターバンク市場とは、銀行同士が資金を貸し借りする市場のことを指します。
銀行は私たち預金者から預かったお金を企業に融資したり、国債を買ったりして運用しています。
しかし、融資や運用にはどうしても資金が不足してしまうケースや、逆に余剰資金が生じてしまうケースがあります。
そんな時、銀行はインターバンク市場を通じて他の銀行からお金を借りたり、逆に他の銀行にお金を貸したりすることで、効率的に資金を調整しているのです。
インターバンク市場は、銀行にとって、いわば「銀行のための銀行」と言える重要な役割を担っています。