株式投資 株式数比例配分方式を解説!メリット・デメリットも 株式数比例配分方式とは、株主総会において、株主が保有する株式数に応じて議決権を配分する方法です。これは、株式会社における重要な原則である「1株1議決権」に基づいており、多くの企業で採用されています。具体的には、保有する株式数が多い株主ほど、議決権の割合も大きくなります。そのため、経営への影響力も強くなるため、大株主は自らの意見を経営に反映させやすくなるという特徴があります。 2024.06.12 株式投資
投資情報 投資初心者向け:派生商品とは? 派生商品とは、株式や債券、為替、金などの原資産とよばれる商品の価格変化をもとに、その価値が決まる金融商品のことです。原資産の値動きに連動して価格が変動するため、原資産よりも大きな利益を狙うこともできれば、逆に大きな損失を被る可能性もあるという特徴があります。そのため、派生商品はハイリスク・ハイリターンな金融商品といえます。 2024.06.12 投資情報
投資情報 投資と送金小切手:仕組みと注意点 送金小切手とは、銀行などが発行する、あらかじめ金額が記載された有価証券の一種です。 小切手と似ていますが、発行元の金融機関が金額の支払いを保証している点が特徴です。そのため、現金と同様に受け取ることができます。銀行で現金を引き出すような形で、受け取った人が自分の銀行口座に入金したり、換金したりすることができます。 2024.06.14 投資情報
投資情報 投資の基礎知識:価格受容者とは? - 価格受容者の定義価格受容者とは、市場において取引される商品の価格を自身では決定できず、市場で決まった価格を受け入れて取引を行う主体のことを指します。株式投資の世界で例を挙げると、個人の投資家や、比較的小規模な機関投資家は、市場全体から見れば取引量が少ないため、価格に対して大きな影響力を持つことができません。そのため、市場で形成された価格を受け入れて、株式の売買を行うことになります。逆に、市場を大きく動かすほどの資金力や取引量を持つ主体は「価格決定者」と呼ばれます。彼らは、自身の売買行動によって市場価格を動かすことができるため、価格受容者とは異なる立場に位置づけられます。 2024.06.14 投資情報
投資情報 投資用語解説:内国通貨建てとは? 投資の世界では、様々な国や地域の金融商品を扱う機会があります。その際に重要な概念となるのが「通貨」です。例えば、日本の投資家がアメリカの株式に投資する場合、円をドルに換金する必要があります。このように、投資を行う際には、常に通貨という要素が関わってくることを意識しなければなりません。内国通貨建てとは、自国の通貨を基準として投資を行うことを指します。例えば、日本に住む私たちにとっての内国通貨は円です。日本の投資家が円を元手に日本の株式や債券に投資する場合、それは内国通貨建ての投資となります。反対に、外国通貨建ては、円以外の通貨、例えば米ドルやユーロなどを基準とした投資を指します。内国通貨建てと外国通貨建ては、それぞれ異なるメリットとデメリットを持つため、投資家は自身の投資目標やリスク許容度に応じて、適切な方を選択する必要があります。 2024.06.12 投資情報
株式投資 配当利回りでわかる投資の魅力 配当利回りとは、投資した金額に対して、企業がどれだけの配当金を出しているかを示す指標です。株式投資において、企業の業績や将来性 alongside 配当利回りは、投資判断を行う上で重要な要素となります。配当利回りは、以下の計算式で求められます。配当利回り = 一株当たりの年間配当金 ÷ 株価 × 100例えば、株価が2,000円で、年間配当金が1株あたり100円の企業の場合、配当利回りは 5% となります。配当利回りは、投資金額に対するリターンの目安となるため、高い方が魅力的に思えます。しかし、配当利回りが高いからといって、必ずしも良い投資先とは言えません。なぜなら、企業の業績が悪化し、株価が下落した場合、配当金が減額されたり、支払われなくなる可能性もあるからです。配当利回りは、あくまでも投資判断材料の一つであり、他の指標と合わせて総合的に判断することが重要です。 2024.06.12 株式投資
投資情報 投資指標の基礎知識:国内総生産(GDP)とは? 国内総生産(GDP)は、一定期間内に国内で生産されたモノやサービスの付加価値の総額を表す指標です。 国民経済の規模や成長度合いを測る最も重要な指標の一つとされており、投資判断を行う上でも欠かせない要素と言えるでしょう。具体的には、企業の生産活動、政府の公共サービス、家計の消費活動など、国内で行われるあらゆる経済活動を合算することで算出されます。 GDPは、私たちが普段の生活で触れている経済活動と密接に関わっている指標と言えるでしょう。 2024.06.14 投資情報
組織・団体 投資用語解説:欧州審議会とは? 欧州審議会(CE)は、欧州連合(EU)の最高意思決定機関の一つです。EUを構成する27カ国の首脳陣によって構成され、EUの政治の方向性を決定する役割を担います。具体的な政策の実施や立法は、欧州委員会や欧州議会が行いますが、欧州審議会は、EUの長期的な目標や戦略を定め、加盟国間の意見調整を行うという重要な役割を担っています。欧州審議会は、通常、少なくとも年に4回開催され、議長国が輪番で務めます。会議は、ブリュッセルにある欧州理事会ビルディングで行われることが一般的です。重要な決定事項については、全会一致での合意が必要とされることもあります。投資家にとって、欧州審議会の動向は、EUの政治・経済の安定性や将来予測を占う上で重要な要素となります。欧州審議会での決定は、EU全体の経済政策や規制に影響を与える可能性があり、ひいては企業業績や投資判断にも影響を及ぼす可能性があるからです。 2024.06.14 組織・団体
その他 投資用語解説:業務経理業務会計とは? 企業が従業員のために将来の年金を準備する厚生年金基金や確定給付企業年金。これらの年金制度において、将来の給付を確実に支払うためには、積立てた資金を適切に運用し、着実に増やすことが非常に重要です。業務経理業務会計は、まさにこの運用業務を専門に行う、いわば「年金運用のプロフェッショナル集団」といえるでしょう。彼らは、年金基金や企業年金から預かった大切な資金を、株式や債券などの金融商品に投資します。もちろん、やみくもに投資するのではなく、それぞれの年金制度の特性や、加入者の年齢構成などを考慮し、長期的な視点に立って、最適な運用計画を立案します。また、運用状況の報告や、年金資産の管理など、年金基金の運営を総合的にサポートするのも、彼らの重要な役割です。業務経理業務会計は、従業員が安心して老後を迎えられるよう、陰ながら支える、重要な役割を担っていると言えるでしょう。 2024.06.12 その他
投資情報 投資の入門編: 電子記録移転権利とは? 近年、投資の世界で注目を集めているのが「電子記録移転権利」です。従来の株券や債券といった有価証券とは異なり、電子的な記録によって権利を表す新しい形の証券として、その利便性の高さから急速に普及が進んでいます。では、電子記録移転権利は具体的にどのような仕組みで、従来の証券と比べてどのようなメリットがあるのでしょうか? この記事では、投資初心者の方にも分かりやすく解説していきます。 2024.06.12 投資情報
制限・ルール 投資とシェンゲン協定:意外な関係とは? 旅行好きなら「シェンゲンビザ」という言葉を耳にしたことがあるかもしれません。これは、シェンゲン協定加盟国間をパスポートコントロールなしで自由に移動できるという、画期的な制度です。1985年に発効したこの協定は、当初は一部の国々の間で締結されましたが、現在ではヨーロッパの多くの国々が加盟し、人々の移動や経済活動に大きな影響を与えています。 2024.06.14 制限・ルール
投資情報 投資の基礎: 引受とは何か? - 引受の定義と仕組み引受とは、企業が新たに株式や債券を発行する際に、証券会社が投資家に対してその募集・販売を引き受けることを指します。 簡単に言うと、企業と投資家の間に立って、資金調達をスムーズに行う役割を担っているのが証券会社、つまり引受人です。具体的には、引受人は発行企業から株式や債券を引き受け価格で買い取り、それを投資家に販売します。この時、引受人は販売価格を自由に設定できるため、引き受け価格と販売価格の差額が引受人の報酬となります。これを引受手数料と呼びます。引受には、大きく分けて「募集引受」と「売出引受」の2種類があります。募集引受は、新規に発行される株式や債券を投資家に販売するものであり、売出引受は、既存の株主が保有する株式を売却する場合に用いられます。引受は、企業にとっては資金調達のリスクを軽減し、円滑な資金調達を実現できるメリットがあります。一方、投資家にとっては、証券会社の専門的な調査や分析に基づいた投資対象を選択できるというメリットがあります。 2024.06.13 投資情報
投資情報 知っておきたい投資指標:総産出額とは? 企業の業績を評価する上で欠かせないのが、様々な財務指標です。数ある指標の中でも、「総産出額」は企業の規模や成長性を測る上で特に重要な指標と言えるでしょう。総産出額とは、企業が一定期間内に生産活動を通じて生み出した財やサービスの総額のことを指します。この指標を見ることで、企業がどれだけ活発に事業活動を行っているか、市場にどの程度のインパクトを与えているかを把握することができます。総産出額は、売上高と混同されがちですが、両者は異なります。売上高は、あくまでも販売された財やサービスの総額を表すのに対し、総産出額は、販売の有無に関わらず、生産されたすべての財やサービスの価値を合計したものとなります。 2024.06.13 投資情報
投資情報 知っておきたい投資用語: 海外からの要素所得受取 海外からの要素所得受取とは、海外に投資したことで得られる所得のことを指します。具体的には、海外の企業が発行する株式や債券への投資から得られる配当金や利子、海外への直接投資から得られる利益などが該当します。これらの所得は、日本国内で得た所得とは異なり、投資先の国の税制や為替レートの影響を受けるため、注意が必要です。例えば、配当金に対しては、投資先の国で源泉徴収税が課される場合があり、日本でも課税される場合には、二重課税の問題が生じます。海外からの要素所得受取は、国際的な分散投資を進める上で重要な要素となりますが、投資に際しては、税金や為替リスクなどを十分に理解しておく必要があります。 2024.06.14 投資情報
投資情報 機関投資家:市場を動かす巨像 「機関投資家」。ニュースや経済誌で頻繁に見かける言葉ですが、具体的にどのような存在か、ご存知でしょうか?個人投資家とは何が違うのか? この章では、市場に大きな影響力を持つ機関投資家の実態に迫ります。 2024.06.12 投資情報
投資情報 効率的市場仮説:投資で勝てないってホント? 「効率的市場仮説」って聞いたことありますか? これは、株式市場は常にすべての情報を反映していて、株価は常に“適正価格”になっているという考え方です。 つまり、どんなに情報を集めても、市場平均を上回る利益を出し続けることは難しい、とこの仮説は言っているのです。では、この仮説における「効率的な市場」とは一体どんな状態なのでしょうか? それは、株価がランダムに変動し、過去の値動きや公開情報から将来の値動きを予測することができない状態を指します。 例えば、ある企業の新製品発表のニュースが事前にリークされたとします。効率的な市場では、この情報はすぐに株価に織り込まれ、ニュースが正式発表された時点では、すでに株価は上昇し終わっている、というわけです。 2024.06.13 投資情報
投資情報 投資の基礎知識:公定歩合とは? 公定歩合とは、日本銀行(日銀)が金融機関(銀行など)にお金を貸し出す際の基準となる金利のことです。分かりやすく言うと、銀行もお金が足りなくなったら日銀からお金を借りるのですが、その際の金利が公定歩合というわけです。この金利が高くなると、銀行は日銀からお金を借りる際により多くの利息を支払わなければなりません。そのため、銀行は企業や個人にお金を貸す際の金利も引き上げることになります。逆に、公定歩合が低くなると、銀行は日銀からより低金利でお金を借りることができるため、企業や個人への貸出金利も引き下げることができます。 2024.06.13 投資情報
投資情報 銀行の収益源「付随業務」とは? 銀行は預金を集めて企業や個人に融資することで利益を得ている、というイメージを持つ方が多いのではないでしょうか。もちろんそれは間違いではありませんが、近年ではそれ以外の収益源である「付随業務」が注目されています。では、付随業務とは具体的にどのような業務を指すのでしょうか?銀行業務と比較しながら見ていきましょう。銀行業務である「預金業務」「貸出業務」「為替業務」は、銀行だけが法律に基づいて行うことを許された業務です。一方、付随業務は、これらの銀行業務以外の業務を指します。具体的には、証券投資信託の販売や保険の販売代理、不動産仲介などが挙げられます。近年、低金利政策やFinTech企業の台頭により、銀行は従来の銀行業務だけでは収益を確保することが難しくなっています。そこで、顧客のニーズを捉えた付随業務を強化することで、新たな収益の柱を築こうとしているのです。 2024.06.13 投資情報
投資情報 投資の世界の「開放体系」を理解する 「開放体系」。聞き慣れない言葉かもしれません。私たちの身の回りで起こる現象には、実はこの「開放体系」と「閉鎖体系」の二つが存在します。簡単に説明すると、「閉鎖体系」は外部からの影響を受けない閉じられたシステム。例えば、密閉された箱の中の温度変化は、その箱の中だけで完結します。これが閉鎖体系です。一方、「開放体系」は外部からの影響を常に受けるシステムです。私たちの日常生活、そして投資の世界は、まさにこの開放体系と言えます。投資は、世界経済の動向、企業の業績、投資家心理など、様々な外部要因によって常に変化するからです。 2024.06.12 投資情報
投資情報 投資の世界の「信託法理」:その基礎と重要性 投資の世界には、耳慣れない言葉が多く存在します。その中でも、「信託法理」は、投資家にとって非常に重要な概念の一つです。しかし、その内容を正しく理解している人は、意外と少ないのではないでしょうか? この記事では、「信託法理」について、基礎的な部分から分かりやすく解説していきます。「信託」とは、自分の財産を信頼できる相手に預け、自分のために管理・運用してもらう仕組みのことです。例えば、親が子供のために財産を管理・運用してくれる場合などが、イメージしやすいでしょう。 信託法理は、この「信託」という仕組みを支える、法的根拠となる考え方です。具体的には、財産の所有者と管理・運用者が異なる場合でも、その財産が誰のものなのかを明確にすることで、財産の安全性を確保するためのルールと言えます。 2024.06.13 投資情報
投資情報 投資トラブル解決の糸口?『あっせん』制度を解説 投資は、経済的な成功を目指す上で重要な役割を果たしますが、一方で、リスクと隣り合わせであることも事実です。知識や経験の不足、情報量の差などから、予期せぬトラブルに巻き込まれてしまうケースも少なくありません。投資詐欺や悪質な勧誘、誤解に基づく契約など、その種類は多岐に渡ります。 2024.06.13 投資情報
投資情報 投資の落とし穴?「不都合行為者」とは? 投資の世界で、近年耳にする機会が増えた「不都合行為者」。これは、投資先企業のビジネス慣行が、環境・社会・ガバナンス(ESG)の観点から問題視される企業や個人を指します。具体的には、環境汚染を引き起こしている企業や、人権問題に関与している企業、不適切な会計処理を行っている企業などが挙げられます。従来の投資判断では、財務情報が重視されてきました。しかし、近年はESG投資が注目されており、企業の長期的な成長には、ESGへの配慮が不可欠と考えられています。そのため、不都合行為者として認識されると、投資家からの資金引き上げや、企業価値の低下に繋がることがあります。 2024.06.13 投資情報
投資情報 為替市場の黒子:不胎化介入とは? 為替介入とは、政府や中央銀行が自国通貨の価値を調整するために為替市場に介入することを指します。 円高の場合には円を売って外貨を買い、円安の場合には外貨を売って円を買うことで、為替レートを是正しようとします。 為替介入は、急激な為替変動が経済に悪影響を及ぼす可能性がある場合に、その影響を緩和するために実施されます。為替介入には、単独介入と協調介入の二つがあります。 単独介入とは、一国の中央銀行が単独で行う介入を指します。 一方で、協調介入とは、複数の国の中央銀行が合意に基づいて同時に行う介入を指します。協調介入は、単独介入よりも市場への影響力が大きいとされています。 2024.06.13 投資情報
投資情報 投資初心者のためのAD曲線入門 総需要曲線は、ある経済圏において、さまざまな価格水準において需要される財・サービスの総量を示した曲線です。 つまり、横軸にGDPなどの生産量、縦軸に価格水準をとったときに、右肩下がりの曲線として表されます。 なぜ右肩下がりになるのかというと、価格水準が低下すると、人々の購買力は相対的に高まり、より多くの財・サービスを購入するようになるからです。逆に、価格水準が上がると、購買力は低下し、需要は減少します。 この総需要曲線は、政府の経済政策や消費者の心理状況、海外経済の動向など、さまざまな要因によって変化します。例えば、政府が減税などの財政政策を行った場合、人々の可処分所得が増加し、消費や投資が活発になります。すると、総需要が増加し、曲線は右側にシフトします。逆に、消費者の景況感が悪化し、消費が抑制された場合には、総需要は減少し、曲線は左側にシフトします。 投資初心者の方は、この総需要曲線が経済活動に大きな影響を与えることを理解し、その動向に注目していくことが重要です。 2024.06.14 投資情報