様々な投資

外国投信で資産運用!メリット・デメリットとリスクを解説

外国投信とは、海外の株式や債券などに投資を行う投資信託のことです。投資信託は、多くの投資家から集めたお金をひとつの大きな資金として、専門家であるファンドマネージャーが、投資家の代わりに株式や債券などを売買し運用を行います。そして、得られた利益が投資家に分配金として支払われる仕組みになっています。 外国投信の場合、投資対象が海外の資産になります。例えば、アメリカの株式市場全体に投資する外国投信や、アジアの新興国の成長企業に投資する外国投信など、様々な種類があります。 国内の資産だけでなく、海外の資産にも投資することで、国際的な分散投資が可能となり、リスクを軽減しながら収益の拡大を目指せる点が魅力です。
投資情報

投資の基礎知識: OTC市場とは?

証券取引所を経由せずに、証券会社等の金融機関と投資家が直接取引を行う市場のことを、対顧客市場(OTC市場Over-The-Counter Market)といいます。 取引所取引所のように公的な規制や開示のルールが少なく、当事者間で自由に価格や条件を決めて取引を行うことができるのが特徴です。 そのため、取引の柔軟性が高い一方で、市場の透明性が低く、価格の妥当性が見えにくいという側面も持っています。
投資情報

投資初心者のための完全失業率入門

完全失業率とは、文字通り完全に仕事を探している状態にある人々の割合を示したものです。具体的には、仕事を探しているにも関わらず、一定期間内に仕事が見つかっていない状態を指します。この割合は、景気動向を把握する上で非常に重要な経済指標の一つとされています。 完全失業率は、厚生労働省が毎月発表する「労働力調査」という統計データから算出されます。この指標を見ることで、現在の景気が良いのか悪いのか、そして今後どうなるのかをある程度予測することができます。
貯蓄・預金

意外と知らない?投資用語「雑預金」とは

投資の世界では、様々な専門用語が使われます。その中でも、「雑預金」という言葉を耳にしたことはあるでしょうか?一見、銀行預金の一種のように思えますが、投資においては全く異なる意味合いを持ちます。 投資における「雑預金」とは、企業が運用目的ではなく、すぐに使う予定のない資金を一時的に預けている預金のことを指します。具体的には、従業員の退職金や企業買収のための資金など、将来的に必要となる資金を安全に保管しておくために利用されます。 銀行預金と比べて、「雑預金」は一般的に預け入れ期間が短く、流動性が高いという特徴があります。そのため、企業は必要に応じて資金をすぐに引き出すことができ、柔軟な資金運用が可能となります。
債券投資

債券投資の落とし穴!金利変動リスクをわかりやすく解説

債券投資でよく耳にする「金利変動リスク」。これは、市場の金利が変動することによって、債券の価格が上下するリスクのことを指します。一体どういうことなのか、もう少し詳しく見ていきましょう。
制限・ルール

投資用語「弁明」を解説 – あなたの権利を守るために

「弁明」とは、簡単に言うと、「自分は悪くないですよ」と主張することです。投資の世界では、例えば、金融商品取引法違反などの疑いをかけられた企業や個人が、行政処分や訴訟などから自身を守るために、反論や釈明を行うことを指します。 投資の世界は、お金が絡むだけに、様々なトラブルが発生する可能性があります。そして、そのトラブルに巻き込まれた時、自分の正当性を主張するために「弁明」は非常に重要な役割を果たします。そのため、投資用語における「弁明」の意味や重要性を正しく理解しておくことは、投資家にとって非常に大切です。
投資情報

投資と家計部門:消費者の視点とは?

「家計部門」とは、経済活動を行う主体の一つであり、私たち一人ひとりの生活と密接に関わっています。簡単に言えば、商品やサービスを購入する消費者である私たち個人や、それを構成する家族などが含まれます。経済全体を、企業や政府といった他の部門と区別するために用いられる概念です。 家計部門は、企業が生産した商品やサービスを購入する「消費者」としての役割を担うだけでなく、労働力や土地、資本などの生産要素を提供する側面も持っています。企業は家計部門から労働力を提供してもらうことで商品やサービスを生産し、その対価として賃金を支払います。この賃金が家計部門の収入となり、消費活動へと繋がっていくのです。このように、家計部門は経済活動の循環の中で重要な役割を果たしていると言えるでしょう。
株式投資

ストップ配分とは?仕組みと注意点をわかりやすく解説

投資信託を購入する際によく耳にする「ストップ配分」という言葉。なんとなく損失を抑えるための仕組みというイメージはあるかもしれませんが、具体的にどのようなものか、その仕組みやメリット・デメリットまで理解しているでしょうか? この章では、ストップ配分とは何か、その基本的な仕組みについて詳しく解説していきます。
FX投資

DD取引とは?銀行間で行われる為替取引の仕組み

DD取引とは、銀行間で行われる円と外貨の取引のことです。銀行が顧客との間で行う為替取引とは異なり、銀行同士が直接取引を行う点が特徴です。 DD取引は、銀行が円や外貨のポジションを調整したり、顧客からの為替取引の注文に応じたりするために利用されます。具体的には、銀行は、他の銀行から円や外貨を調達したり、逆に、他の銀行に円や外貨を供給したりします。DD取引は、銀行にとって、円や外貨の流動性を確保し、為替リスクを管理するために重要な役割を果たしています。
株式投資

信用取引の鬼門!?逆日歩を徹底解説!

信用取引とは、証券会社から資金や株を借りて売買を行う取引手法です。 資金力以上の取引が可能になるため、大きな利益を狙えますが、その反面、損失も大きくなるリスクがあります。 信用取引において理解しておくべき重要な概念の一つが「逆日歩」です。逆日歩とは、株の貸し借りの需給バランスが崩れ、借り手側が貸し手側に支払う金利のようなものです。 信用取引では、証券会社から株を借りて売る「空売り」という方法があります。この時、株を借りるためには、貸してくれる投資家が必要です。しかし、人気銘柄などでは、株を借りたい投資家が多く、株の貸し手が不足することがあります。 このような需給の不均衡を解消するために発生するのが逆日歩です。 逆日歩が発生すると、空売りをしている投資家は、その分のコストを負担しなければなりません。逆日歩は、銘柄の人気や需給状況によって日々変動し、場合によっては高額になることもあります。
投資情報

投資の基礎知識:市場の「不均衡」を理解する

- 不均衡とは何か需要と供給のギャップ 投資の世界では、「不均衡」という言葉をよく耳にするかもしれません。これは一体、何を意味するのでしょうか? 簡単に言うと、市場における「需要」と「供給」のバランスが崩れた状態を指します。需要とは、ある商品やサービスを欲しいと思う人の数、供給とは、それを提供できる人の数と考えると分かりやすいでしょう。 例えば、ある銘柄の株に人気が集まり、多くの人が買いたい(需要)と思う一方で、売りたい(供給)と思う人が少ない場合、需要が供給を上回る「不均衡」な状態が起こります。 この「不均衡」こそが、市場価格を動かす原動力となります。需要過多の状況では価格は上昇し、逆に供給過多の場合は価格が下落するのです。 投資家は、この「不均衡」を見極め、将来の価格変動を予測しようと試みます。しかし、市場は常に変化しており、需要と供給のバランスを正確に予測することは容易ではありません。 次のセクションでは、市場における需要と供給に影響を与える要因について詳しく見ていきましょう。
投資情報

企業を襲う?貸し剥がしとその影響

貸し剥がしとは、これまで融資を受けていた企業に対して、銀行が融資の継続を拒否したり、融資額を減らしたりすることを指します。銀行が企業の返済能力に不安を感じた場合に起こりやすく、企業にとって事業継続を脅かす大きなリスクとなります。
債券投資

投資初心者向け:デュレーションをわかりやすく解説

「デュレーション」は、一言でいうと債券投資における価格変動リスクを測る指標です。具体的には、金利が1%変動した時に債券価格がどれくらい変動するかを示す数値を指します。 例えば、ある債券のデュレーションが「5」だったとします。これは、金利が1%上昇すると債券価格が約5%下落し、逆に金利が1%下落すると債券価格が約5%上昇することを意味します。 このように、デュレーションを見ることで、金利変動に対する債券の価格感応度を把握することができるのです。値が大きいほど金利変動の影響を受けやすく、値が小さいほど影響を受けにくいことを表します。
投資情報

投資指標としての名目GDP入門

名目GDP(名目国内総生産)は、ある一定期間内に国内で生産された全ての最終財・サービスの市場価値の合計を指します。具体的には、家計の消費支出、企業の設備投資、政府の支出、そして純輸出(輸出-輸入)の合計として算出されます。名目GDPは、経済規模や成長を測る上で最も重要な指標の一つとされ、投資判断を行う上でも重要な要素となります。
投資情報

投資の世界の「IT」を読み解く

投資の世界で「IT」と言うとき、皆さんは何を思い浮かべるでしょうか? パソコン? インターネット? もちろん、それも間違いではありません。しかし、投資の文脈において「IT」は、もっと広義に、情報技術(Information Technology)全般を指すことが多いのです。 具体的には、コンピューター、ソフトウェア、インターネット、通信技術などを活用して、情報の処理や伝達を行う技術全般を指します。そして、投資の世界では、これらの技術を活用したビジネスやサービスを提供する企業、またはそれらの技術自体が投資の対象となります。
投資情報

投資家必見!「投資超過主体」ってなんだ?

投資の世界では、様々な専門用語が登場しますよね。その中でも、「投資超過主体」って聞き慣れない方も多いのではないでしょうか?これは、簡単に言うと「お金が余っていて、それを投資に回している経済主体のこと」を指します。具体的には、家計、企業、政府といった経済主体が挙げられます。 例えば、家計であれば貯蓄、企業であれば内部留保、政府であれば税収などが投資に回されることがあります。これらの主体が積極的に投資を行うことで、市場にお金が流れ込み、経済が活性化していくのです。反対に、投資超過主体が減ってしまうと、市場に流れるお金が減り、経済は停滞してしまいます。 投資をする上で、このような経済の動きを把握しておくことはとても大切です。次のセクションでは、投資超過主体の具体的な例を見て、それぞれの役割について詳しく解説していきます。
投資情報

時価会計入門: 仕組みと投資への影響

時価会計とは、企業の資産や負債を、取得原価ではなく、その時点における市場価値で評価する方法です。従来の会計方法では、建物や株式などの資産は、購入した時点の価格で評価され続けました。しかし、時価会計では、市場の状況に合わせて評価額が変動します。例えば、企業が所有する土地の市場価格が上がれば、その企業の資産価値も上昇します。逆に、株価が下落すれば、その企業の資産価値は減少します。
投資情報

投資トラブル解決の糸口?『あっせん』制度を解説

投資は、経済的な成功を目指す上で重要な役割を果たしますが、一方で、リスクと隣り合わせであることも事実です。知識や経験の不足、情報量の差などから、予期せぬトラブルに巻き込まれてしまうケースも少なくありません。投資詐欺や悪質な勧誘、誤解に基づく契約など、その種類は多岐に渡ります。
株式投資

発行日取引とは?株価変動リスクを回避!

発行日取引とは、新規上場株式(IPO)を上場日に証券会社を通じて購入する方法です。通常、IPO株は上場前に機関投資家へ優先的に配分されますが、発行日取引では、個人投資家もこの配分に参加できる場合があります。そのため、IPO株投資のチャンスを広げることができます。
投資情報

投資の基本!市場経済体制の仕組みを解説

- 市場経済体制とは? 市場経済体制とは、一言で言えば「需要と供給」によって価格が決まる経済システムのことです。 モノやサービスをどれだけの人が欲しいか(需要)と、どれだけ供給できるか(供給)のバランスによって、価格が自由に決定されます。 例えば、人気の新作ゲーム機などは、発売当初は供給量が少ないため価格が高騰しますが、生産が追いついて供給量が増えると価格は落ち着いていきます。 市場経済体制の特徴は、政府の介入が少なく、企業や個人が自由に経済活動を行うことができる点です。 企業は、消費者が求めるモノやサービスを自由に提供し、利益を追求します。 一方で、市場メカニズムがうまく働かない場合もあります。 例えば、環境問題のように、市場では適切な価格がつかない場合があります。 このような場合には、政府が介入して問題解決を図ることもあります。
投資情報

知っておきたい「国民貸借対照表」入門

「国民貸借対照表」という言葉を耳にしたことはありますか? これは、ある時点における国の経済状態を、「資産」「負債」「正味資産」という視点からまとめた統計表のことです。家計簿のように、国全体でどれだけの資産を持ち、どれだけの負債を抱えているのかが一目でわかるようになっています。 この表を分析することで、国の経済状況や将来のリスクなどを把握することができます。
債券投資

ゼロクーポン債とは?仕組みとメリット・デメリットを解説

ゼロクーポン債は、その名前の通り利息(クーポン)が付かない債券です。 一般的な債券は、発行価格で購入後、定期的に利息を受け取り、満期日に元本が償還されます。 一方、ゼロクーポン債は、満期日に元本のみが償還されるという仕組みになっています。 では、利息がないのになぜゼロクーポン債が購入されるのでしょうか?それは、ゼロクーポン債が割引価格で購入できるという特徴を持つからです。 例えば、100万円のゼロクーポン債が90万円で購入できるとします。そして、満期になると100万円で償還されます。この場合、10万円の差額が実質的な利回りとなります。このように、ゼロクーポン債は利息の代わりに、購入価格と償還価格の差額によって利益を得ることができるのです。
株式投資

意外と知らない?貸株の仕組み

「貸株」とは、その名の通り、保有している株券を証券会社に貸し出すことを指します。 証券会社は、借りた株を他の投資家に貸し出し、その手数料を得ています。 投資家にとっては、保有しているだけの株を貸し出すことで、配当金とは別に収入を得られるというメリットがあります。
投資情報

投資用語解説:事業年度とは?

事業年度とは、企業が1年間の業績をまとめる期間のことを指します。一般的には、1月1日から12月31日までの1年間を指すことが多いですが、企業によっては、決算期などの関係で異なる期間を設定している場合があります。例えば、4月1日から翌年3月31日までを事業年度とする企業も存在します。 この事業年度を基準として、企業は財務諸表を作成し、株主総会で報告を行います。投資家にとって、企業の事業年度を把握することは、決算情報の発表時期や内容を理解する上で非常に重要となります。