投資決断を賢く!ミクロ経済学の基本
- ミクロ経済学とは?投資との関係性を解説
投資の世界は、まさに情報戦です。
数ある経済指標や企業分析など、膨大な情報を前に途方に暮れてしまう方もいるのではないでしょうか?
そんな投資初心者の方々に、ぜひとも知っておいていただきたいのが「ミクロ経済学」です。
ミクロ経済学は、個人や企業など経済主体が行う意思決定を分析する学問です。
私たちの身近な経済活動から、企業の価格設定、市場における需給バランスなど、幅広い範囲を対象としています。
「投資に経済学なんて関係あるの?」と思われた方もいるかもしれません。
しかし、ミクロ経済学の知識は、投資判断を下す上で非常に役立ちます。
例えば、自分が投資しようとしている企業が、市場でどのような競争優位性を持っているのか、
将来的な成長が見込めるのかなどを分析する際に、ミクロ経済学の視点は欠かせません。
需要と供給の関係から価格変動を予測したり、企業の競争環境を分析したりすることで、
より根拠のある投資判断が可能となるのです。
この章では、ミクロ経済学の基本的な考え方から、投資との関係性について、
具体例を交えながら分かりやすく解説していきます。