投資の落とし穴?算術平均の真実
- 算術平均とは?投資における基本的な計算方法
投資の世界でよく耳にする「平均利回り」。
これは一体どのように計算されているのでしょうか?
多くの方は、小学校で習った「全部足して、個数で割る」という計算方法を思い浮かべるのではないでしょうか。
これは「算術平均」と呼ばれるもので、投資における基本的な計算方法の一つです。
例えば、ある投資信託が過去3年間でそれぞれ「+5%、-3%、+10%」のリターンだったとします。
この場合、算術平均は(5 - 3 + 10)/ 3 = 4%となり、一見すると平均4%の安定した運用成績のように見えます。
しかし、投資の世界では、この算術平均だけで判断してしまうと、落とし穴にはまってしまう可能性があるのです。