株式投資

少額で始めよう!株式ミニ投資入門

「投資って、お金持ちがするもの」そう思っていませんか?確かに、まとまった資金がないと始められない投資もありますが、実は、少額から始められる投資もあるんです。その一つが、「株式ミニ投資」です。株式ミニ投資とは、その名の通り、少額で株式投資ができる仕組みのこと。通常、株式投資をするには「100株単位」で購入する必要があるのですが、株式ミニ投資では、「1株単位」から購入することができます。つまり、従来よりもずっと少ない金額で、気軽に株式投資にチャレンジできるというわけです。
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投資の基本!自国通貨を理解しよう

「自国通貨」とは、その名の通り「自国で使われている通貨」のことです。日本では「円」が自国通貨にあたります。私たちが日々、商品やサービスを購入する際に使用している、ごく身近なお金のことですね。自国通貨は、国内での経済活動において基軸となる通貨であり、商品の価格表示や、給与の支払い、税金の納付など、幅広く利用されています。また、国は自国通貨の価値を安定させるために、金融政策などを行っています。
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投資のナンピン買いとは? メリット・デメリットを解説

ナンピン買いとは、保有している投資対象の価格が下落した際に、追加で購入することを指します。例えば、1株1,000円の株を100株購入したとします。その後、株価が800円に下落した場合、ナンピン買いでは、さらに100株を買い増します。このように、価格が下がったタイミングで買い増すことで、保有株の平均取得単価を下げる効果を狙うのが、ナンピン買いといえます。
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投資初心者のための逆指値入門

株式投資やFX取引でよく耳にする「逆指値注文」。損失を最小限に抑えたい、少しでも利益を確定させたいという投資家の思いに応える便利な注文方法ですが、その仕組みを理解していないと、逆に損失を拡大させてしまう可能性も。この章では、これから投資を始める初心者の方に向けて、「逆指値注文とは何か」、その仕組みやメリット・デメリットをわかりやすく解説していきます。
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投資の基礎: 貸倒れリスクとは?

投資には、常に「リスク」がつきまといます。その中でも、「貸倒れリスク」は特に重要なリスクの一つです。一体、貸倒れリスクとはどのようなリスクを指すのでしょうか?簡単に言えば、貸倒れリスクとは、お金を貸した相手に返済能力がなくなり、貸したお金が戻ってこなくなるリスクのことです。例えば、あなたが企業に投資をしたとします。その企業が経営不振に陥り、倒産してしまうと、投資したお金は返ってこない可能性が高くなります。これが、貸倒れリスクです。貸倒れリスクは、株式投資、債券投資、投資信託など、あらゆる投資に内在しています。そのため、投資を行う際には、貸倒れリスクをしっかりと理解し、適切なリスク管理を行うことが非常に重要です。
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固定相場制とは?メリット・デメリットをわかりやすく解説

固定相場制とは、一国の通貨の価値を、特定の通貨や金(ゴールド)などの価値に固定する制度のことです。例えば、日本の円の価値を1米ドル=100円に固定するとします。この場合、市場で変動する為替レートに関わらず、常にこのレートが維持されるように、各国の中央銀行が通貨の買い入れや売却などの介入を行います。このように、固定相場制では、為替レートが一定に保たれるため、企業は海外との取引において為替リスクを回避することができます。また、通貨価値の安定は物価の安定にもつながり、経済活動の安定化を促進する効果も期待できます。
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投資初心者必見!「地合い」を読むコツ教えます

「投資を始めたいけど、何から勉強すればいいか分からない…」そんな悩みをお持ちのあなたへ。投資で成功するには、「地合い」を理解することがとても重要です。地合いとは、株式市場全体の値動き傾向のこと。簡単に言うと、「今は株が買われやすい状況なのか、それとも売られやすい状況なのか」という市場全体の雰囲気を指します。イメージとしては、「天気」のようなもの。晴れの日は気分が良く、外出も楽しくなりますよね?投資の世界でも、地合いが良ければ投資家の心理は楽観的になり、積極的に投資を行うため、株価は上昇しやすくなります。逆に、地合いが悪い時は、投資家は慎重になり、株価は下落しやすくなります。ですから、投資をする上で、この「地合い」を把握することは、非常に重要になってくるのです。
株式投資

PTS投資入門:取引の仕組みとメリット

- PTSとは?証券取引所との違い投資を始めようと思った時、多くの人は「証券取引所」を思い浮かべるでしょう。しかし、近年では証券取引所以外の取引手段として「PTS」も注目を集めています。PTSは、Private Trading System(私設取引システム)の略称で、証券取引所とは異なる特徴を持つ取引の場です。PTSと証券取引所の最大の違いは、運営主体にあります。証券取引所は、金融商品取引法に基づいて設立された株式会社が運営しています。一方、PTSは証券会社などの金融機関が独自に運営しています。この違いは、取引時間や手数料、取引できる銘柄などに違いを生み出しています。例えば、PTSでは証券取引所が開いていない夜間や早朝でも取引が可能な場合があります。また、手数料が証券取引所よりも安いケースも多いです。さらに、PTSでは証券取引所では取り扱っていない新興企業の株式や、海外株式など独自の銘柄が取引できる場合があります。PTSは、このように証券取引所とは異なる特徴を持つため、投資家にとって新たな選択肢となっています。自分の投資スタイルやニーズに合わせて、PTSと証券取引所を使い分けることが重要です。
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投資初心者必見!知っておきたい『逆ザヤ』

FX取引などでよく耳にする「逆ザヤ」。一見難しそうに聞こえますが、仕組み自体はシンプルです。 「ザヤ」とは、本来、売値と買値の価格差のことを指します。例えば、あなたが100円で買ったものを105円で売ったとします。この場合、5円の利益が生まれましたが、これが「ザヤ」にあたります。では、本題の「逆ザヤ」とは何かというと、簡単に言うと「ザヤがマイナスになっている状態」のことを言います。つまり、売値よりも買値の方が高くなってしまっている状態です。通常の商売では考えにくい状況ですが、FXなどの金融商品では、この「逆ザヤ」が発生することがあります。
投資情報

在庫投資循環:景気の波を読み解く

企業は、将来の需要を見越して商品を生産し、在庫として抱えています。しかし、この需要予測は常に正確とは限りません。もし、需要が予想を下してしまった場合、企業は在庫を減らすため、生産を縮小することになります。反対に、需要が予想を上回ると、在庫が不足するため、生産を増やす動きが出ます。このように、企業の在庫投資は常に変動しており、この変動が景気に波及効果をもたらすメカニズムを在庫投資循環と呼びます。
投資情報

退職金設計の基礎知識:最終給与比例方式とは?

最終給与比例方式とは、退職時の給与額を基準に退職金を計算する方式です。長期間にわたる勤続や昇給が反映されるため、勤続年数が長いほど、また、高い役職に就いているほど、多くの退職金を受け取れるという特徴があります。具体的には、「退職時の基本給与額」×「勤続年数に応じた支給率」という計算式で算出されます。支給率は企業ごとに定められており、勤続年数が長いほど高くなるのが一般的です。例えば、30年間勤務し、退職時の基本給与が40万円、支給率が1ヶ月あたり3ヶ月分だった場合、退職金は40万円×3ヶ月×30年=3,600万円となります。
貯蓄・預金

投資初心者向け:マル優制度で賢く資産運用

「マル優」とは、正式名称を「障害者等の預貯金の利子所得等の非課税制度」と言います。これは、一定の条件を満たす障害者の方などを対象に、預貯金や投資信託などの利子や配当金にかかる税金が非課税になる制度です。つまり、マル優制度を利用すれば、通常よりも多くの利子を受け取ることができ、資産運用を有利に進めることができます。
投資情報

証券投資の「プリンシパル取引」とは?

プリンシパル取引とは、証券会社が顧客との間で、自己の保有する有価証券を売買する取引のことを指します。顧客の注文に応じて証券会社が自ら売買の相手方となるため、取引所を介さずに売買が成立するのが特徴です。この取引では、証券会社は顧客に対して、売買する有価証券の価格に一定のスプレッド(手数料)を上乗せして提示します。顧客は、その価格に納得すれば取引が成立し、証券会社から有価証券を購入したり、証券会社に有価証券を売却したりすることができます。
制限・ルール

「仮名取引」とは?投資家の責任とリスク

金融の世界では、透明性と信頼性が何よりも重要とされています。しかし、その原則を揺るがすような行為が存在します。それが「仮名取引」です。仮名取引とは、実際とは異なる人物の名前を借りて金融商品を取引することを指します。具体的には、AさんがBさんの名前を借りて株取引を行う行為などがこれに当たります。一見すると、他人の名前を借りて取引することの何が問題なのか、と疑問に思うかもしれません。しかし、仮名取引は市場の公正性を歪め、投資家自身の安全を脅かす可能性を孕んでいるのです。
投資情報

投資の基礎知識: 金額加重収益率とは?

金額加重収益率(MWRR Money-Weighted Rate of Return)は、投資期間中に発生した入出金を考慮して投資のパフォーマンスを評価する指標です。預金や追加投資など、投資家自身のお金の動きが収益にどう影響したかを把握するのに役立ちます。例えば、投資信託などで運用成績が良い時に追加投資した場合、単純な利回り計算では正確な収益率は分かりません。MWRRはこうした追加投資や配当金の再投資なども考慮するため、投資家自身の行動を含めた投資の総合的なパフォーマンスを測ることができます。
債券投資

投資の基礎知識:債券等の着地取引とは?

債券等の着地取引とは、証券取引所を通さずに、証券会社などの金融機関が顧客との間で直接、国債や社債などの債券を売買する取引のことです。通常の取引では、証券取引所に注文を出して、他の投資家と売買を行うことになりますが、着地取引では、顧客と金融機関が直接、価格や数量などの条件を決めて取引を行います。この取引は、主に機関投資家などの大口の投資家が利用することが多く、取引価格や条件を交渉できるというメリットがあります。また、証券取引所を介さないため、取引コストを抑えることができる場合もあります。一方で、着地取引は、証券取引所のように価格や取引情報が公開されないため、透明性が低いという側面もあります。また、金融機関との交渉力が求められるため、個人投資家にとってはハードルが高い取引といえます。
投資情報

投資の基礎: 価値論を理解する

投資の世界には、様々な考え方や戦略が存在しますが、その中でも「価値論」は、堅実で長期的な成功を目指す投資家にとって、非常に重要な概念です。では、価値論とは一体どのようなものでしょうか?簡単に言えば、価値論とは、企業の「 intrinsic value (内在価値)」を見極め、その価値よりも低い価格で株式を購入することを重視する投資哲学です。内在価値とは、その企業が将来にわたってどれだけの利益を生み出すことができるのか?という、企業の本質的な価値を表しています。価値投資家は、目先の株価の上がり下がりではなく、企業の財務状況、収益性、将来性などを分析し、その企業の真の価値を評価します。そして、市場価格が内在価値よりも低いと判断した場合にのみ投資を行います。このアプローチは、「割安で質の高い企業」を見つけ出し、長期的な視点で保有することで、市場平均を上回るリターンを獲得することを目指しています。価値論は、短期的な市場のノイズに惑わされず、冷静かつ合理的な投資判断を下すための指針となるでしょう。
投資情報

投資初心者のための「内在的価値」入門

投資の世界でよく耳にする「内在的価値」。これは、企業が本来持っている価値を指す言葉で、ファンダメンタル分析において非常に重要な概念です。しかし、投資初心者の方にとっては、少し難しいと感じるかもしれません。この章では、内在的価値について、初心者の方にもわかりやすく解説していきます。具体的には、内在的価値の算出方法や、投資判断における活用方法などを詳しく見ていきましょう。
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投資の基礎: フェデラル・ファンド金利とは?

フェデラル・ファンド金利とは、アメリカ合衆国の民間銀行同士が、連邦準備制度(FRB)に預け入れる準備預金を相互に貸し借りする際の金利のことです。銀行は、預金準備率という決まりで、預金の一定割合をFRBに預け入れる義務があります。しかし、日々の業務の中で、預金残高が不足したり、逆に余剰が出たりすることがあります。そこで、資金不足の銀行は、他の銀行から短期的に資金を借り入れ、逆に資金余剰の銀行は、他の銀行に資金を貸し出すことで、効率的に資金を運用しています。この銀行間取引で使われる金利が、フェデラル・ファンド金利なのです。
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投資の原則:取引の信義則とは?

- 投資の原則取引の信義則とは?-# 取引の信義則投資における重要性投資の世界では、「取引の信義則」は非常に重要な原則です。これは、投資家や市場参加者が、誠実かつ公正に行動し、市場の公正性と透明性を維持する義務を負うという概念です。この原則は、健全な市場を維持し、投資家全体の利益を保護するために不可欠です。取引の信義則に違反する行為としては、インサイダー取引、市場操作、風説の流布などが挙げられます。これらの行為は、市場の公正性を損ない、投資家の信頼を揺るがす可能性があります。そのため、金融庁などの規制当局は、これらの行為を厳しく取り締まっています。投資家は、常に誠実かつ公正な行動を心がけ、取引の信義則に沿った投資活動を行う必要があります。これは、市場の健全性を維持し、投資家自身の利益を守るためにも重要なことです。
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投資の基礎知識:数理上資産額とは?

「数理上資産額」とは、簡単に言うと、将来受け取るお金を今の価値に換算した金額のことです。例えば、1年後にもらえる100万円は、今すぐもらえる100万円と価値が違いますよね?当然、今すぐもらえた方が嬉しいし、今すぐもらえる100万円の方が価値が高く感じます。これは、今すぐもらったお金はすぐに投資に回したり、使ったりできるためです。数理上資産額は、このように時間差による価値の違いを考慮して、将来のお金の価値を現在の価値に換算した金額なのです。この考え方は、投資判断において非常に重要となります。将来受け取れるお金が、今どれだけの価値を持つのかを理解することで、より適切な投資判断を下せるようになるでしょう。
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海外経常黒字って?投資にどう影響?

海外経常黒字とは、日本が海外との取引で得た収入が、支払いを上回っている状態を指します。イメージとしては、日本が海外に対して、モノやサービスを販売したり、海外からの投資で利益を得たりすることで、お金が入ってくる一方で、海外からの輸入や海外への投資で出ていくお金よりも、入ってくるお金の方が多い状態と言えるでしょう。経常収支は、貿易・サービス収支、第一次所得、第二次所得の大きく3つに分けられます。貿易収支は、自動車や家電製品などの輸出入による収支、サービス収支は、旅行や輸送などによる収支をそれぞれ表します。第一次所得は、海外への投資から得られる利子や配当など、第二次所得は、海外からの送金などを指します。これらの収支を全て合計して、黒字であれば海外経常黒字、赤字であれば海外経常赤字となります。
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投資の基本!市場経済体制の仕組みを解説

- 市場経済体制とは?市場経済体制とは、一言で言えば「需要と供給」によって価格が決まる経済システムのことです。モノやサービスをどれだけの人が欲しいか(需要)と、どれだけ供給できるか(供給)のバランスによって、価格が自由に決定されます。例えば、人気の新作ゲーム機などは、発売当初は供給量が少ないため価格が高騰しますが、生産が追いついて供給量が増えると価格は落ち着いていきます。市場経済体制の特徴は、政府の介入が少なく、企業や個人が自由に経済活動を行うことができる点です。企業は、消費者が求めるモノやサービスを自由に提供し、利益を追求します。一方で、市場メカニズムがうまく働かない場合もあります。例えば、環境問題のように、市場では適切な価格がつかない場合があります。このような場合には、政府が介入して問題解決を図ることもあります。
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投資の基礎知識:未収収益とは?

未収収益とは、企業がすでに商品やサービスを提供したにもかかわらず、まだ代金を受け取っていない売上のことを指します。簡単に言うと、「まだ受け取っていない売上金の権利」のことです。例えば、新聞の購読料や年間契約のソフトウェア利用料などが挙げられます。これらのサービスは、すでに顧客に提供されているにも関わらず、料金の支払いは後日となるケースが多いため、未収収益として計上されます。