初心者向け!オープン型株式投信とは?
投資をしたい
先生、「オープン型株式投信」って、どんな投資なんですか?
投資研究家
良い質問だね!「オープン型株式投信」は、簡単に言うと、みんなからお金を集めて、プロが代わりに株式投資をしてくれる商品のことだよ。いつでも買ったり売ったりできるのが特徴だね。
投資をしたい
へぇー、プロが代わりに投資してくれるんですか!でも、どうしていつでも買ったり売ったりできるんですか?
投資研究家
それはね、「オープン型」だからなんだ。投資家が増えれば運用するお金も増えるから、新たな投資家を受け入れるために、いつでも新しい投資信託を発行できる仕組みになっているんだよ。
オープン型株式投信とは。
「オープン型株式投信」は投資で使われる用語の一つで、その時の価格で自由に売買できる投資信託のことを指します。この投資信託は、追加型と呼ばれることもあります。
オープン型株式投信の仕組み
オープン型株式投信は、多くの投資家から集めたお金をひとつの大きな資金として、運用の専門家であるファンドマネージャーが株式で運用します。
投資家は、この大きな資金の一部に相当する「受益証券(投資信託口数)」を購入することで、間接的に株式投資を行うことになります。
オープン型株式投信では、ファンドマネージャーが投資家一人ひとりのかわりに、銘柄の選定や売買などの運用を行います。
そのため、投資初心者の方でも、専門知識がなくても、比較的簡単に株式投資を始めることができます。
また、ひとつの投資信託には複数の株式が含まれているため、リスク分散の観点からもメリットがあります。
メリット・デメリットを解説
投資信託の中でも、特に初心者の方におすすめと言われているのが「オープン型株式投資信託」です。
しかし、なぜおすすめなのでしょうか?メリット・デメリットを踏まえて解説していきます。
まず、メリットとして少額から投資を始められるという点が挙げられます。
株式投資では通常、数十万円、数百万円という大金が必要になることも珍しくありません。
しかし投資信託であれば、数万円、場合によっては千円から投資できる場合もあります。
次に、分散投資によってリスクを抑えられるという点も大きなメリットです。
投資信託は、多くの投資家から集めた資金をまとめて、株式や債券などの様々な資産に投資します。
そのため、仮に投資した中の一つの資産の価値が下落した場合でも、他の資産で損失をカバーできる可能性が高まります。
一方、デメリットとしては、元本が保証されていないという点が挙げられます。
投資信託は、あくまで投資である以上、値動きによって元本を割り込んでしまうリスクもゼロではありません。
また、手数料がかかる点も理解しておく必要があります。
投資信託には、購入時や運用時などに手数料が発生します。
手数料は運用成績に影響を与えるため、事前に確認しておくことが大切です。
このように、オープン型株式投資信託にはメリットとデメリットが存在します。
投資を始める前に、これらのメリット・デメリットをしっかりと理解し、自身のリスク許容度や投資目標に合っているかどうかを判断することが重要です。
購入時の手数料と運用管理費用に注意
投資信託を購入する際、購入時手数料や運用管理費用(信託報酬)などのコストが発生します。購入時手数料は、投資信託を購入する際に証券会社などに支払う手数料です。一方、運用管理費用は、投資信託の運用や管理にかかる費用で、保有期間中、毎日少しずつ差し引かれます。これらのコストは投資信託によって異なるため、事前に比較しておくことが重要です。コストを抑えることで、より効率的に資産運用を行うことができます。
具体的な投資信託の選び方
いざ投資信託を選ぼうと思っても、その種類の多さに迷ってしまう方も多いのではないでしょうか。そこで、ここでは具体的な投資信託の選び方について、いくつかのポイントをご紹介します。
まずはご自身の投資目的やリスク許容度を明確にしましょう。投資で何を実現したいのか、どの程度の損失なら許容できるのかを把握することが重要です。
次に、投資対象や運用方法で絞り込みを行いましょう。例えば、成長が見込める新興国に投資したい場合は「新興国株式ファンド」、安定した運用を希望する場合は「インデックスファンド」などが考えられます。
そして、過去の実績だけでなく、運用会社の philosophy や手数料なども比較検討しましょう。手数料が安いほど、運用益が大きくなる傾向があります。
最後に、複数の投資信託に分散投資することも検討しましょう。一つのカゴに全ての卵を入れるのではなく、複数の投資信託に分散することで、リスクを軽減することができます。
投資信託選びは、あなたの将来設計にとって大切な第一歩です。時間をかけて、じっくりと検討してみて下さい。
長期投資で資産形成を目指そう
投資信託の中でも、特に長期的な資産形成に適しているのが、株式で運用されるオープン型投資信託です。これは、投資家から集めたお金をまとめてプロが株式に投資し、その運用益を分配する仕組みの商品です。
オープン型投資信託は、積立投資とも相性が良く、毎月コツコツと少額から始められる点も魅力です。もちろん、まとまった資金がある場合は、一括投資で購入することも可能です。
長期的な視点で投資を行うことで、複利効果も期待できます。複利効果とは、投資で得た利益を再投資することで、雪だるま式に資産が増えていく現象です。
少額から始めやすく、長期的な資産形成に最適なオープン型株式投資信託は、初心者の方が投資を始める第一歩として、非常に適した選択肢と言えるでしょう。